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ガーデニングで使う土の種類まとめ

      2015/07/09

土

こんにちは、よしこです。

ガーデニングを始めようと、園芸店に行くと、たくさんある土の種類に、頭を抱えてしまった経験はありませんか?

「花と野菜の土」といった、さまざまな種類の植物向けに、すでにバランスよく調合された土も販売されていますが、しかし、植物にも個性があります。もし、余裕があれば、植えようとしている植物にピッタリな配合の土を用意してあげたいですよね。

園芸サイトや本などでは、それぞれの植物を育てる時、どんな配合の土がいいのか、「〇土:〇土:〇土=〇:〇:〇」といった書き方が多いのですが、まずはそれぞれの土の特徴を知ることが大事です。

と、いうわけで、今回は、ガーデニングによく使用される土の種類や特徴をまとめました。

育てようとする植物が、どんな環境を望むのか、ということにも繋がってきます。ぜひ、参考にしてくださいね。

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基本用土とは

基本用土とは、ガーデニングの際の、基本となる土です。

この土を主体に、さまざまな土を混ぜ合わせながら、植物に合った土をつくることになります。

主に以下のような種類・特徴があります。

黒土(こくど/くろつち)

その名の通り、黒土は黒っぽく見える土なので、そういう名前が付きました。保水性や養分が豊富なことから、基本用土の中でも基本的な土です。

しかし、植物の種類によっては、保水性が強すぎる場合や、通気性が悪い場合があるので、安易に黒土のみ使用するということは、避けたいですね。

更に詳しい使い方は、以下の記事をご覧ください。

黒土(こくど/くろつち)の使い方とは?

赤玉土(あかだまつち)

黄褐色の、黒砂糖のかたまりのような見た目の土が、赤玉土です。

赤玉土の中にも、粒のサイズがいろいろあり、大きなホームセンターでは、「中粒」「小粒」「特小粒」などといった表記がある赤玉土が、何種類かあるので、よく選んで買いましょう。

通気性、保水性、保肥性ともに優れている赤玉土は、出番が多いので、少し多めに買っておくのもおすすめです。

更に詳しい使い方は、以下の記事をご覧ください。

赤玉土(あかだまつち)の使い方

鹿沼土(かぬまつち)

赤玉土と見た目は似ていますが、色がベージュと薄く、軽いのが特徴の鹿沼土。鹿沼土は、軽石の仲間です。

通気性が抜群で、保水性もある程度あり、更に雑菌がほとんど含まれないので、挿し木や指し芽に適しています。

酸性寄りの性質なので、酸性の土壌を好む植物には、最適です!

川砂(かわすな)・山砂(やまずな)

「川砂」や「山砂」という名前で販売されている場合もありますが、「桐生砂」や「富士砂」など、産地を元にした名前をつけて、販売されている場合がほとんどです。

色や形状、サイズもたくさんあるので、川砂や山砂を購入しに行く際には、どんなタイプがいいのか、あらかじめ調べていくことをおすすめします。

どの名前の川砂、山砂も、通気性は良いですが、保水性、保肥性は品種によって異なります。

多肉植物や、蘭やサツキなどの山野草を育てる際には、必須の土です。

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補助用土とは

補助用土とは、基本用土の改良のために使われる土で、それぞれの土の役割、特徴がはっきりしています。

主に以下のような種類・特徴があります。

腐葉土(ふようど)

腐葉土とは、落ち葉などをバクテリアやミミズが分解した際にできるもので、「土」とは言われますが、実は「土」ではありません。

とにかく養分が豊富で、天然の肥料とも言われています。

ガーデニングの際、出番が多い腐葉土ですが、公園などの清掃に携わる企業では、集めた落ち葉を使って、自家製の腐葉土をつくり、無料で提供している所もあります。そういったものを利用するのも、いいですよね。

また、腐葉土は自分でも作ることができます。もし余裕があるなら、自家製腐葉土づくりを楽しむのもよいかもしれません。

ピートモス

「モス」という言葉がつくので、お分かりの通り、水苔などが主原料の土で、強い酸性の用土です。

ハンギングバスケットなどでも、よく利用されるピートモス。他の用土より割高ではありますが、土と違って清潔感もあるため、屋内で育てる植物などにも向いています。

ただし、先にも書きましたが、強い酸性なので、酸性に弱い植物を育てる際には、注意が必要です。

堆肥(たいひ)

腐葉土と同じような土ですが、腐葉土との一番の違いは、牛糞などを混ぜている点です。養分は落ち葉だけの腐葉土よりも勝ります。

牛糞が配合された堆肥を使用するとなると、匂いが気になる方が多いかもしれませんが、牛糞堆肥は意外と匂いがありません。牛糞堆肥と並んで売っていることが多い「鶏糞堆肥」の方が匂いが強いので、嗅ぎ間違えないよう、気を付けてくださいね!

通気性、保水性、保肥性ともに優れている割に、安価で手に入るので、庭など、広範囲で使用する土づくりの際に、ぜひ活用したい土です。

バーミキュライト

バーミキュライトは蛭石(ひるいし)を加熱風化処理したもので、保水性、通気性、保肥性が抜群です。

また、ほぼ無菌状態なので、挿し木や指し芽、種まきにも利用できます。

さいごに

ガーデニングをする際、使用頻度の高い土をご紹介しましたが、いかがでしたか?

こんなに種類があるなんて・・・と、挫折しそうになった方、まだ待ってくださいね! 大きめの園芸店やホームセンターに立ち寄ると、「〇〇用の土」などといった、ある種の植物の栽培に特化した土が売っています。

やはり、少し割高にはなりますが、慣れるまではそういった便利な商品を利用して、土の感覚を身に付けていくのもいいと思います。

思い描いたような庭が完成するよう、土選びも妥協をせずに行い、草木に最適な環境を用意してあげたいものですよね。私も土についてはまだまだ勉強中です。ともに、頑張りましょう!

☆こちらの記事もご一緒にいかがですか?

土の捨て方・処分方法とは? 何ゴミになるの?

 

 - ガーデニングのブログ記事 ,

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