紫陽花（あじさい）の育て方！肥料や病気・冬への対策について

こんにちは、おかんです。全国的に桜が見頃となりましたが、春は紫陽花を植えるのに最適な時季でもあります。

梅雨を彩る美しい紫陽花を、自宅で楽しんでみませんか？

ズボラ園芸家の私でも育てられる丈夫な紫陽花。今回は「紫陽花の育て方」を紹介します！

紫陽花の育て方！

植え付け

鉢植えの株や苗を植える場合は、２月か３月が適しています。

園芸の本などには、土の配合など色々な事が書かれていますが、基本的に紫陽花は日本古来の植物ですから、細かいことを気にしなくても根付いてくれると思います。

赤系の紫陽花は、苦土石灰を混ぜておくと発色が良いです。

挿し木する場合

挿し木する場合は、梅雨が最適です。

下葉を取って、残した葉は半分に切り、鹿沼土などに挿します。日陰に置いて湿度を保てば２週間ほどで発根しますが、水に挿しておいても発根します。

私は紫陽花の葉の瑞々しさが好きなので、花が終わっても花瓶に入れたまま楽しみます。しばらくすると根がでてくるので、根がいっぱいになったら庭に植え付けます。

これは失敗が殆どありません。挿し木が不安な方は、この方法を試してみて下さい。

場所

また、夏の西日はきついので、できるだけ避けた方が良いと思います。冬の北風にも弱いので、東側に植えることをお勧めします。

うちでは、午前中に日が当たり、北からの風が当たらない場所に地植えしています。切り花として貰った紫陽花を挿し木したものですが、何もしなくても毎年綺麗に咲いてくれています。

紫陽花の原種である「ガクアジサイ」は、日なたで元気に育ちます（「墨田の花火」「城ヶ崎」などです）。

ちなみに私はガクアジサイが好きです。見ていて飽きないのです。

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水やり

梅雨に咲くので、とにかく水分が必要です！ 開花中は特に水分を必要とします。

地植えの場合、余程の日照りが続かない限りは放置でも大丈夫です。鉢植えの場合は、一日に2回たっぷり与えてください。

元気がない時も、とりあえず水をあげてください！

肥料

しっかり根が張り、環境に馴染んだ紫陽花は、何もしなくても咲いてくれます。里山では、家主がいなくなり雑草天国になった庭でも、逞しく咲いている紫陽花を見かけます。

うちでは、花ごとに肥料を管理するのは面倒なので、もっぱら液肥です。こんなズボラ園芸家の管理下でも、紫陽花は逞しく美しく咲いてくれます。

赤系の紫陽花には、4月頃、苦土石灰を株元に混ぜ込んでおくと発色が良くなります。日本の土は基本的に酸性なので、青系の紫陽花は特になにもしなくても色が綺麗に出るはずです。

剪定

紫陽花は放置しておくと、どんどん大きくなります。

花のためには自然のままの方が良いとの意見もありますが、想像以上に大きくなるのが早いので、花後に剪定することをお勧めします。

方法

大きくなりすぎた紫陽花を、株元までバッサリ切る人もいます。

田舎では良く見かけますが、毎年ちゃんと咲いています。そして、元の大きさに戻っているから驚きです。

病気や冬を乗り越えるための対策は？

病害虫の対策は？

心配な病害虫は殆ど無いとされています。

葉に白い粉がふいた様になる “うどんこ病” や、黒い斑点ができる “斑点病” などがあります。気になるようでしたら専用の薬を施します。

冬の対策は？

紫陽花は水が大好きなので、乾燥に弱いです。先述しました通り、北風が当たらないような場所を選んで下さい。

地植えに関しては放置で大丈夫ですが、鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水を与えます。


おわりに

元々日本にある植物なので、放置しても元気に育ってくれます。剪定すれば、大きくなり過ぎて困ることもありません。是非とも気軽に挑戦してほしいと思います！

次回は、紫陽花の色について詳しく紹介しますので、併せてご覧くだされば幸いです。