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紫陽花(あじさい)の色の変化は土壌が原因?色は狙えるのか

      2015/08/07

ピンクの紫陽花

こんにちは、おかんです。

日本原産の花、紫陽花。
その美しい姿に魅了される人は多いのではないでしょうか。

しかし、花の色が変わることから

  • 「移り気である。」
  • 「一般の家の庭に植えない方がよい。」

などと囁かれることも…。

何故、色が変わってしまうのか? その謎に迫ります!

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紫陽花の色の種類は?

日本人に馴染みの深いのは、藍色や紫ですね。

  • 黄緑
  • クリーム色
  • ピンク

と、アジサイの色には様々な種類があります。濃淡の差も多種多様で、淵だけ色が違う品種もあります。

色も様々ですが、形も様々で、

  • 八重咲き
  • 花びらが尖っている
  • 花びらが縮れている
  • 手まり型に咲く品種
  • ピラミッド型に咲く品種

など、さまざなものがあります。花屋さんに行くと変わった紫陽花が売られているので、ついつい、手を延ばしてしまいます。

それにしても、紫陽花の色の変化は不思議ですよね。

「同じ株なのに花によって色が違う…?」

なんていうことも、よくあります。

また、開花してから徐々に色が変わります。咲き始めは薄い黄緑色で、徐々に色づきます。これも愛好家にはたまらない魅力です。

日々変化する微妙な色合いを楽しむことも、紫陽花を育てる醍醐味ですね。

土壌によってアジサイの色は変わる?

  • 「鉢植えの紫陽花を庭に植え替えたら色が変わった!」
  • 「場所によって青系になったり、赤系になったりする。」

などと、紫陽花の色が変わってしまうという話は、あなたも聞いたことがあると思います。

ざっくり説明すると、

日本の土は酸性なので青系が多いのです。逆に、ヨーロッパでは赤系の紫陽花が主流です。

ちなみに、ブルーベリーも酸性土壌が好きなので、日本で育ちやすいのです。

細かく解説すると、紫陽花の色素であるアントシアニンと補助色素、アルミニウムの吸収率が決め手となります。酸性土壌であるとアルミニウムが溶けて根が吸収しやすくなり、青系の色が強く出ます。

大きな紫陽花になると、根も広範囲に広がります。場所によって酸性だったりアルカリ性だったりするので、同じ株でも花によって色が違ってくることがあるというわけです。

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色は狙えるのか

一般的には、酸性にするにはミョウバンを、アルカリ性にするには苦土石灰を土に混ぜるとよいと言われています。専用の液肥も市販されています。

「絶対に色を変えてみせる!」

とストイックにならずに、
理科の実験のような感覚で、
気軽に試してみることをお勧めします。

何故なら、紫陽花が元々持っている遺伝によっては、色が変わりにくいからです。特に、ヨーロッパで品種改良された紫陽花は色が変化しにくいとされています。

逆に言うと、ピンク系の品種を庭に植えても色が変化する心配はないということですが、念のため、植える前に苦土石灰か有機貝灰を混ぜておくことをお勧めします。入れすぎると根を痛めてしまうので、一握り程度にします。

狙い通りの色にならなくても、色の変化は紫陽花の個性ですから、変化を楽しみましょう!

おわりに

「人を変えたいなら、まず自分が変わる」

との格言がありますが、相手が植物であっても同じではないかと思うのです。

無理に変えようとすると抵抗が生じます。誰だって強制的に変化させられるのは良い気分ではありません。

色が変わったら面白いな、ラッキー! と気軽に構えている方が育てる側も気が楽ですからね。紫陽花に無理のないように、環境を整えてあげたいですね。

☆こちらの記事もご一緒にいかがですか?

紫陽花(あじさい)の育て方!肥料や病気・冬への対策について

 

 - ガーデニングのブログ記事

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