向日葵（ヒマワリ）の種について！栄養価が高く美容に良い？

こんにちは、おかんです。
夏の花の代表格、向日葵。
大きく育ってくれて、種も沢山できたら嬉しいですよね。

ハムスターを飼っているお宅であれば、利用価値は大いにあります！
無農薬で育てた新鮮な向日葵の種ですから、ハムスターも喜ぶに違いありません！
でも、うちはハムスターを飼っていません…。

では人間が食べればいい！
と思いましたが、向日葵の品種は果てしなく多いのです。
そもそも食べられる品種やそうでない品種があるのでは？

ということで、今回は向日葵の種について迫ります！

向日葵（ヒマワリ）の種は食べられる？

人気のある花ほど品種改良されて、種類が多いものです。

向日葵も沢山の品種がありますが、
食用、油料用、園芸用と大きく三つに分類されます。

食用の向日葵の種は、そのままフライパンで数分炒ったり、茹でたり、
発芽させてスプラウトとしても食べる事ができます。
市販には炒ったものが多く出回っているようです。

ちなみに、食用の種は大きくて、黒と白の縞模様が入っています。
種が大きいということは、花も大きいということです。

食用の向日葵は、背丈４mを超えるものもあるので、
育てるには相当の覚悟と手間が要ります。

朝も夕方も水やりをしないといけませんし、
強風で倒れないように、支柱を立てる必要もあるかもしれません。

葉が茶色くなっても、花がうなだれても、
種が熟す秋まで、そのままにしておかなければなりません。
広い畑の一角ならまだしも、人目につく庭に、枯れた向日葵を放置しておくのも勇気が要りますね。

それでも、自分で栽培した向日葵の種を収穫する喜びは大きいでしょう！

向日葵（ヒマワリ）の種の栄養価

• ビタミンE
• 葉酸などのビタミン類
• マグネシウム
• セレン
• カリウム
• 鉄分
• 亜鉛などのミネラルも豊富
• 良質のタンパク質
• トリプトファン
• リノール酸

などなど、幅広い栄養分が含まれています。

コレステロールを下げるとも言われており、
生活習慣病、貧血などの予防と改善、脂肪を燃焼させ、
リラックスでき、集中力を高めるとも…。

凄いですね！小さな種に、これほどのパワーを秘めているとは！

カロリーは100gで611kcalと高めなので、食べ過ぎには要注意です！

セレンについて

向日葵の種に多く含まれる“セレン”をご存知ですか？
聞き慣れない栄養素だったので、調べてみました。

セレンはビタミンEやビタミンCと強調し、
活性酸素やラジカルから生体を防御する働きがあるそうです。

とっても良い成分なのかと思いきや、
欠乏症と中毒量の適正量の幅が非常に狭いのだそうです。

欠乏すると、貧血、高血圧、精子減少、癌、早老、関節炎などを引き起こし、
過剰になると、悪心、吐き気、下痢、食欲不振、頭痛、免疫抑制などの症状が出るそうです。

日本人の摂取量は既に越えているそうなので、
やはり食べ過ぎはお勧めできません！

リノール酸について

オレイン酸は体内で酸化しにくい特徴があるのに対し、リノール酸は酸化しやすく、
過剰摂取すると過酸化脂質となり癌の原因となるそうです。

リノール酸の摂取量は、一日に１〜２gとされており、
これまた日本人の摂取量は基準を軽く越えているそうです。

生育する場所によって含有率は大きく異なりますが、
油料用に品種改良され、オレイン酸を多く含む向日葵もあるそうです。

食べるにせよ、オイルを使用するにせよ、
成分はよく確認しないといけませんね。

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若返り、美容に良いって本当？

栄養成分の働きを見れば、若返りにも美容にも良さそうです。

鬱症状にも良い影響があるようです。
向日葵の油が入った化粧品もあります。

ダイエットにも良いとサプリメントも出ているようですが、
セレンやリノール酸の摂取量が既に超えているので、
危険だと警鐘を鳴らす研究者もいます。

いずれにせよ、前述した通り食べ過ぎは禁物！
１日に20粒ほど食べるのが良いそうです。

おわりに

「過ぎたるは及ばざるがごとし…。」

10代の頃は、
ある食べ物がダイエットや美肌に良いと言われると、
それを毎日のように大量に食べていました。

視力を上げようとブルーベリージャムばかり食べ、
美しく痩せると聞いて高野豆腐の煮物ばかり食べ…。

でも、飽きたり違和感を感じたりして、続かないのです。
何でも無理は禁物、過信も禁物ということですね。

美容や健康に良いと言われている向日葵の種も、
食べ過ぎることなく、楽しく美味しくいただきたいものですね！

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