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おすすめの漫画ランキングBEST10!2015版

   

漫画の並んだ本棚

こんにちは、くるみです。
私の趣味のひとつは漫画で、ジャンルにこだわらず色々と読んでいます。

本日は僭越ながら、私のおすすめの漫画をランキング形式でお伝えしたいと思います。

未だ読めていない名作が多々あることは承知しておりますが、あくまで私が今まで読んだ中から私の主観で選んだものでありますので、ご了承ください。

主観と言っても、私が「すごくおもしろい!」とか「好き!」と思う漫画というよりは、人に「おすすめ」できるという観点を強く持っています。

色々な漫画ランキングサイトにはなかなかない漫画も入っているので、これはこれでおもしろいと思っていただけると幸いです。

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おすすめ漫画ランキングのルール

ランキングのルールは以下の4つです。

  • 筆者の主観によるランキングです
  • 筆者が読んだことのある漫画に限定しています
  • 「完結済み」「連載中」の区別はしません
  • 同じ作家の漫画もランキングに含めます

ではランキングをご紹介していきます!

第10位 宇宙兄弟 小山宙哉 連載中25巻

2007年より「モーニング」にて連載中。
主人公南波六太が、勤めていた自動車会社をクビになり、幼い頃からの夢だった宇宙飛行士を目指す所から物語は始まる。

宇宙飛行士の試験やJAXA、NASAでの訓練の様子などが、友情や家族などの心温まるエピソードとともに描かれている。

ムッタのキャラとかすごく好きなんですよね。ダメダメっぽく見えますが、宇宙飛行士になるくらいだし、NASAでの会話は全部英語なんだろうし、当然ですがすっごい優秀な人なんですよね。

最初からハイクオリティにおもしろいんですが、最近、話を引き延ばそう引き延ばそうとしているような所がマイナスなので、この順位になりました。

引き延ばしは人気漫画の宿命なんでしょうか。「ムッタまだ月に行かねえの!?」という肩すかしが2~3巻続き、やっと行ってくれました。これで話が前に進みそうです。

第9位 ベルサイユのばら 池田理代子 集英社文庫 全5巻

1972年~1973年「週刊マーガレット」にて連載。

私は歴史漫画がすごく好きで、池田理代子先生の作品もたくさん読んでいるのですが、やはりまあ、「ベルばら」でしょう。最近になって、「ベルばら」新刊が出ているようですね。

宝塚的な意味の魅力ももちろんあると思いますが、私はむしろ歴史として、壮絶な人生を生き抜いた人たちの物語として、この表現すごいと思って読んでいます。

第8位 鋼の錬金術師 荒川弘 全27巻

2001年から2010年まで「月刊少年ガンガン」で連載されたファンタジー、バトル漫画。国家錬金術師のエドワードとその弟アルフォンスは、自分たちの体を取り戻す術を探すため世界を旅する。

計算し尽くされた完成度の高い作品であると評価されていますよね。

絵からしてファンシーなお話かと思いきや、すごく壮大で怖いお話でした。尻上がりに盛り上がっていきます。最後まで飽きさせないというか、クオリティにムラがないのがすごいと思います。

第7位 しゃにむにGO 羅川真里茂 全32巻

1998年から2009年まで「花とゆめ」で連載された高校テニス漫画。スポーツ万能の少年・伊出が高校からテニスを始める。

技術は未熟ながらタフな体力と精神力でテニスを楽しむ伊出と、秀でた技術を持ちながら持久力に欠けメンタルも不安定な滝田の対照的な成長ストーリー、そして友情を描いた青春スポーツ物語。

最近テニスが熱いこともあって、「テニスと言えば」で思い出される漫画です。

少女漫画でありながら、スポーツものの王道。羅川真里茂では「赤ちゃんと僕」の方が有名かもしれませんが、私は断然「しゃにむに」派です。

「しゃにむに」には、「赤僕」にあったような迷走感がなくて、ブレない。スポーツ漫画ならではの、試合シーンでかなりページを割かれるということもありますが、32巻という長さを感じさせません。

確かに伊出は天才で、圧倒的な魅力のある主人公ですが、「結局オメーが勝つのかよ」みたいなことにはならないし、サブキャラたちにもそれぞれのドラマが与えられていて、みんなやり切って物語を追えるので、後味がすごく良いです。

完結した漫画で、「しゃにむに」ほど名残惜しく、かつ物語を閉じるタイミングやその閉じ方に文句がない漫画も少ないかもしれません。

第6位 信長協奏曲 石井あゆみ 連載中12巻

2009年より「月刊少年サンデー」にて連載中の異色の歴史漫画。

主人公サブローが戦国時代にタイムスリップし、顔かたちがそっくりな織田信長に出会う。サブローは病弱な本物の信長に代わり、織田信長として戦国の世に生きていくことになる。

今までになかった、
タルい感じの信長像です。
なんやかんやで何となく史実通りになっていく所がおもしろいです。

この漫画の特徴なのか、作者の石井さんの特徴なのかわかりませんが、登場人物の心理を長々と事細かく説明したりしておらず、言葉少なで読者に「読ませる」作風。潔くて私はとても好きです。

信長だけでなく、歴史上の人物のキャラ設定がとにかく新鮮で、戦国時代のイメージががらりと変わりました。

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第5位 スター・レッド 萩尾望都 小学館文庫 全1巻

1978年~1979年「週刊少女コミック」に掲載されたSF漫画の超大作。

時は2276年、地球人のふりをして暮らしているが実は火星人である少女セイが、謎の異星人エルグに出会い、念願だった火星への帰還を果たす。そこから、火星とセイの運命が大きく動き出す。

どんなおもしろい漫画が生まれても、もう動かしようがない存在、萩尾望都。

その萩尾望都では、私は断然「スターレッド」です。このスケールの大きさ。あの細やかな描写。ぶっ飛びすぎてるのに違和感が微塵もないって信じられますか?

そして誰も幸せになっておらず何も解決していないという衝撃の結末。だって主人公いなくなってますからね。めっちゃ遠い星に置き去りにされた人も放置ですからね。もう頭ぶち抜かれたような衝撃ですよ。

こんな漫画、2度とお目にかかれないと思います。生きているうちに出会えて良かったと思える作品です。

第4位 HUNTER×HUNTER 富樫義博 連載中32巻

1998年より「週刊少年ジャンプ」にて連載中の冒険・友情・バトル漫画。

怪物・財宝・賞金首・美食・遺跡・幻獣など、稀少な事物を追求する職業・ハンター。ゴンは会ったことのない父親がハンターであることを知り、自らも志すように。

そして父親がハンターになったのと同じ12歳になった時、数百万分の一の難関と言われるハンター試験に挑戦する。そこで得た友情と冒険の物語。

連載中と言って良いものか、最早わからない状況になっているくらい休載が多いです(久しぶりに再開したと思っても、すぐにまた長期休載へ)。

私としては再開を期待してしまうと悲しすぎるので、「蟻編」で終わったものだと思うようにしています(涙)。1位でも良かったのですが、「おすすめ」の観点から言うとそのあたりが微妙なので、このあたりにしておきました。

やっぱり漫画読みが行き着くのはこれかなという気がします。

絵が雑だとか下書きだとか言って評価を下げる方もいますが、私はあれはあれで富樫義博の表現の仕方なのだというとらえ方です。代表的なのがスーツコアラの懺悔の回ですが、読ませられるし伝わってくるということは、あの回であの絵であの内容で、それ以上もそれ以下もないんじゃないかと思います。

漫画なんだけど漫画じゃない。漫画の定義って何だろうと考えてしまう。そんな漫画と言うか。ただの漫画でないことは確かです。

第3位 進撃の巨人 諫山創 連載中16巻

2009年より「別冊少年マガジン」にて連載中。

巨人に支配された世界。人類は壁の中に逃げ込むことで巨人から身を守り、辛うじて生きながらえていた。しかし巨人とは何なのか、壁はいつどうやって作られたのか、知る人はいない。

そしていつしか巨人の脅威を忘れ、壁の中の見せかけの安寧を享受していた人類。ある日突然現れた超大型巨人によって壁は壊され、人々は再び巨人の恐怖にさらされることになった。

今や言わずと知れた「超」のつくほどの人気漫画です。

ものすごい閉塞感。そして絶望感。読んでて「ひえ~!!!」と叫びたくなるほどの恐怖感。

謎が謎を呼び、なんか今さりげなくすごいものがぶっこまれましたけど!という伏線が至る所に張り巡らされ、新刊が出る度に1巻から読み直してしまいます。

絵が下手だという評価をよく聞きますが、まあ確かにそうかもしれませんが、私は全然気になりません。むしろ、だからこそあそこまでエグく描けるんでしょうし、上手できれいな絵ならこの漫画は成立していないと思います。

第2位 ちはやふる 末次由紀 連載中27巻

2008年より「BE・LOVE」にて連載中の競技かるたを題材にした青春漫画。

かるたクイーンを目指す女子高校生が、高校にかるた部を創設し、仲間を集め、様々な人たちと出会いながら成長していくという物語。

「おすすめ」という観点で選ぶと、やはり「ちはやふる」ははずれないであろうと思われます。少女漫画ですがかなりの熱血。

私は競技かるたについてはまったくの無知でしたが、「なるほど~」と勉強になることも多々あり、小中学生くらいで読んでいたら絶対「かるたやりたい」と言い出したと思います。実際に、この漫画の影響で競技かるた人口が増えているとも聞きますし。競技かるたに興味がなくても入っていきやすい漫画です。

個人的にすごく気になるのが、コミックスの薄さです(笑)。本屋で新刊を見つけて手に取ると、「うすっ」と毎回思います。どの漫画も昔に比べて薄くなりましたが、「ちはやふる」は群を抜いた薄さです。

第1位 7SEEDS 田村由美 連載中29巻

2001年より「別冊少女コミック」にて連載開始、2002年に「月刊フラワーズ」創刊に伴い同誌に移籍し連載中。

巨大隕石が降り注ぎ、人類が滅亡した地球が舞台のサバイバルストーリー。政府のプロジェクトで冷凍保存されていた若者たちが目覚めるも、何年たっているかもわからず、地形も生態系もまるで変っていた。

プロジェクトに選ばれたのは、健康で才能ある男女7人と、彼らを指南する役割のガイド1人から成るチームが5組。彼らが、過酷な環境を生き抜こうとする物語です。

田村由美の漫画は、気持ちが持って行かれる感がやはり半端ないです。

世界観にどっぷりとはまりこみ、「ちょっと嘘でしょ」「どーすんのこれ」という絶望感をいつの間にか登場人物と共有している。がんばれなんて言えない状況で彼らがどう生き抜いていくのか、続きが気になって仕方ありません。

ただ最近は間延びしてきた感が否めません。ここにも人気漫画の宿命が。花と嵐の遭遇を引き延ばす引き延ばす。嵐と新巻さんの間で揺れる花の微妙な心理…なんてものはどーでも良いと思ってしまうのは私だけでしょうか。こういう漫画にキュンキュンするのは求めていないんですけどね。必須要素なんでしょうか。

あと登場人物たちの配置が「ONE PIECE」状態になっていて、誰がどこで何しているのか記憶が追い付いていかないんですよね。まあ「BASARA」も後半そんな感じになってたし、登場人物が多くなると致し方ないのかもしれませんが。

田村由美だからこそ、息することも忘れるくらいの怒涛の展開を望んでしまいます。圧巻だった「龍宮編」のような盛り上がりを今後に期待したいと思います。

終わりに

いかがでしたか?

新旧織り交ざったランキングになりましたが、10個選ぶのも、順番をつけるのも、すごく難しいものですね。

感想を書いているとキリがなくて結構な量になってしまいました。それだけ熱くなれる漫画道、これからも楽しんでいきたいと思います。

この中におもしろそうだなと思う漫画があれば、是非読んでみて下さいね。

 

 - 雑学・豆知識・その他

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Comment

  1. ジョンレモン より:

    こんにちは。
    素晴らしい上に参考になり感謝しています。
    マンガの個人ランキングは数々ありますが女性の方が幅や視野が広く感じます。
    (何事もかもしれませんが)
    ちなみに7SEEDSよりBASARA派の僕は19巻以降のBASARAの神がかった盛り上がりを7SEEDSでありえるのかな?と思ってます。
    2016版で改定があればまたよろしくお願いします。

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