スズメバチの巣の除去の方法は？共存すべきという意見も。

大雀蜂 / onezilla

こんにちは、よしこです！

先日スズメバチについて、
その危険度をご紹介しました。

スズメバチの種類と見分け方！刺された場合の対処法も！

今回は、その危険なスズメバチの巣を発見してしまった場合の対処法をご紹介します。

※危険が伴うので、参考にされる場合も、
ご自信の責任の下作業していただきますよう、
お願いいたします。

スズメバチの巣を発見したら

小さな巣の場合

DSC05084 / axe-images

スズメバチの巣は５月ごろから作られ始めます。

家の軒下や天井裏、木々が茂った場所、
時には床下などいろいろな場所に巣をつくりますが、
上の写真程度の小さい時期に発見できた場合、
自分で巣を取り除くことが可能です！

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こういったスズメバチ駆除専門の殺虫剤がありますから、
それを駆使して無事除去ができたら、
スズメバチは危険を察知して、
他の場所に巣を作るため引越ししていきます。

ただし、もちろん刺される危険はありますから、

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こういった防護服も着用しましょう。

その他ヘルメットや帽子、長靴等、
考えられる限りの完全防備で臨んでください。

スズメバチの巣の除去を自分で行った人の体験談です↓

シャツの上にトレーナー、厚手のジャンパーをはおり、下も厚手のズボンをはきました。頭はまず虫除けようの防止をかぶって、その上にヘルメットを着用。その上の全身防護用の厚手のスーツを着て、最後に手袋を二重にはめました。

出典：スズメバチを駆除する方http://suzumebatikuzyo.digiweb.jp/

この方は無事駆除・除去に成功しています。
このくらいの備えが必要ということがわかりますね。

また、巣の除去は早朝（午前４時くらい）に行うと、
スズメバチがまだ休んでいる時間帯なので、
比較的安全度が増すと言われています。

どうやって駆除・除去するかの流れは・・・

・早朝まずは殺虫剤を巣に吹き付けます。
・午後になって蜂が巣にいないことを確認して、丈夫な袋をかぶせて、巣ごと叩き落とします。

この２つの作業で完了です。

いずれにしても危険を伴う作業ですので、
万全の備えの下、
ご自身の責任で行うようにしてください。

また万が一に備えて、
ひとりでの作業は避けた方が良いです。

大きな巣や自分で駆除しきれない場合は

まずは自治体に相談をしてみましょう。

自治体によっては無料で駆除をしてくれます。
また、駆除をしてくれなくても、
防護服などの貸し出しをしてくれる自治体もあります。

自治体が対応してくれない場合は、
業者に依頼しましょう。

参考になるサイト：スズメバチ駆除 全国検索ガイド（リンク切れ）

費用は１００００円前後～２００００円前後ですが、
自治体によっては、
その費用に対して補助金を支給している自治体もあります！

以上の事からわかるように、
まずはやぱり、
自治体に一度相談してみることが大事ですね。

またこれからスズメバチの巣の駆除作業の依頼件数は、
どんどん増える時期になります。

早めに対処することが大事なので、
もし見つけたら早めに行動を起こしましょう！

スズメバチのトラップとは！？

実は、スズメバチを捉えるトラップがあります。

出典：大和ミツバチ研究所HP

作り方は以外にも簡単です。

（１）２リットルの空のペット容器を利用します。
（２）下から２／３程の高さの両側に、直径３〜４センチほどの穴を画像のように開けます。中心に穴を開けて、ハサミで放射状に３〜４センチカットします。
（３）放射状にカットした後、容器の内側に向けて折り曲げていきます。そして、直径１〜１.５センチほどの空間が出来るようにします。
（４）容器のキャップを閉めて、キャップ周りをひもでくくるか、針金で絞めて止めるか・・・〈集蜂液〉を入れて木の枝や軒下に吊します。

出典：大和ミツバチ研究所HP

作り方に出てきた集蜂液は、

・酒：１リットル
・砂糖：１ｋｇ
・酢：０．６リットル

を混ぜれば作れます。

ちなみにこのトラップは、
３月から６月に設置すると、
女王蜂の捕獲率が高く、
巣が出来上がるのを防ぐ効果が高いです！

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スズメバチの駆除に対する意見～共存すべき？

浜松市が駆除費用を一律3150円補助する制度を廃止したと、中日新聞が2013年10月23日に報じた。市が「『進んでスズメバチの命を取るべきではない』と生物多様性を尊重する姿勢に方針転換し、市民に自己防衛を促す」ためだという。

出典：J-CASTニュース

また、蜂が家に巣をつくると、
その家にはいいことが起きると、
縁起物として扱われることもあります。

スズメバチは自分たちが危険を感じた場合、
人間に攻撃を仕掛けます。

しかしそれも種の保存や繁栄のためで、
それは他の虫や動物と同じ行動なのです。

たしかにスズメバチの巣を見つけたら怖いと思いますが、
うまく共存できたなら、
それに越したことはありませんよね。

浜松市のような動きも、
今後加速していくかもしれません。

さいごに

昨今の環境破壊は、
人間の都合により行われています。

スズメバチの問題も、
小さな環境問題なのかもしれません。

私がスズメバチは危険！と思い込んでいるのも、
テレビなどメディアの影響じゃない？
と言われると否定はできませんし・・・。

と、記事を書きながら、
少し考えてしまいました。

なにはともあれ、
スズメバチに刺されたら共存も何もありません。

危険を感じながら無理矢理共存するのも気分のいい話ではありませんし、
臨機応変に対応していきましょう！