初心者向け!ビーズを使った手作りアクセサリーの始め方
2015/07/01
家で在庫になっているビーズを消費していきたいmicro_myuです。この2~3年は増えていないのですが、それでも「在庫」という表現が合うぐらいあるんです……。
定期的にビーズアクセサリー作りにハマりまして、いろいろと持っているんですね。そして実は筆者自身はあまりアクセサリーをつけないので、余りを消費しきれないのです。
そんな筆者がちまちまとビーズを消費しながら、持っておきたい道具や作り方について書いていこう、というのが今回の記事です。よろしければ、お付き合い下さいませ。
ビーズを使った手作りアクセサリーの種類と完成までの流れ
筆者はビーズアクセサリーには、ざっくり分けて3つあると考えています。
「種類」と「完成までの流れ」を見ていきましょう。
数珠繋ぎ
一番簡単なものは、テグス糸にビーズを通していくだけで完成するもの。
- 必要な長さになったら糸の両端を結びます。
- 結んだ糸の片方の端を隣のビーズに通して、通した端をぎゅっと引っ張ります。
- すると結び目がビーズの中に隠れるので、糸の両端を目立たないように切ります。
天然石が数珠繋ぎになっているブレスレットをよく見かけますが、あれは伸び縮みするコードに天然石を通すだけで作れるので、好みの石で作ってみるのも素敵ですね。
シンプルなので、お子様向けのアクセサリーにも適しています。大人が作ってあげるのも良いですが、指でつまみやすいプラビーズを使えば自分でも作れますよ。
モチーフを作る場合
- 糸にビーズを通しながらモチーフを編みます。
- 編み終わったら両端を結び、
- 片方の端を隣のビーズに通して、
- それを引っ張ります。
- 結び目がビーズの中に隠れたら、糸の両端を目立たないように切ります。
- そのモチーフをアクセサリーパーツに金具でつければ、完成です。
この方法は金具の使用が少ないので、モチーフさえ作れば簡単に出来ます。
アクセサリーパーツは「ネックレスチェーン」や「リング台」だけでなく、「ヘアピン」や「ブローチ」などいろいろあるので、作れるもののバリエーションが増やせます。
筆者のオススメはピアス金具。手芸屋さんやビーズ専門店では、樹脂製やアレルギーの起きにくいチタン製のピアスが売られています。チャームがゆらゆら揺れるタイプに限りますが、市販のピアスの金具が肌に合わない時、その部分だけを取り替えることが出来ます。
細かいパーツを組み合わせる場合
- まず全てのパーツを作ってしまいます。
- それらをチェーンや丸カンなどでどんどん繋いでいくと完成です。
Tピンや9ピンを切ると、細かい金属片が出るので、怪我をしないようにご注意ください。
ピンの余分な部分をカットしたり、端を工具で丸めたり、少しだけ慣れが必要ですが、市販品っぽく仕上がることと、必要なビーズが少ないので余りで作れるのが魅力です。
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ビーズの手作りアクセサリーに必要な道具・費用とは?
常備しておきたい消耗品
ビーズ
まあ当然ですね。一度売り場に行ってみてください。使ってみたい、身につけてみたいものが見つかるはずです。
■値段
80円くらいからあり、人気のスワロフスキービーズは200円~300円台が多いでしょうか。小さいものは10個入り、大きいものや珍しい形のものは1つだけだったりします。
テグス
ビーズを繋げたり、モチーフを編むのに使います。太さが異なるので2~3種類持っておくと安心です。
■値段&購入時のポイント
こちらは長さによりますが、100円台で買えると思います。最近は100円ショップでもよく売られています。
まずは基本の2号(0.235mm)を購入するのがオススメです。
・細かいビーズを複雑に編む時 ⇒ 細いもの
・お子様がプラビーズで作る時や、重くなりがちな天然石を長く繋げる時 ⇒ 太いもの
を選びます。
関連記事: ビーズアクセサリー テグスの結び方とは?ほどけないようにするコツはある?
丸カン
パーツを繋ぐために欠かせない、金属の小さな輪です。これをヤットコで開いてパーツを通して使います。
■値段&購入時のポイント
100円程度で買えますが、これは色とサイズをいろいろ持つことになるでしょう。作る際に都度買っていけば良いと思います。あまり小さいと扱いにくいので、4~5mmが良いと思います。
余談ですが、筆者は最近、この丸カンを繋げて作る「チェインメイル」というものにもハマっております。更に余談ですが、チェーンメールみたいで微妙な名前ですよね、チェインメイル。
関連記事: ビーズアクセサリー 丸カンの使い方とは?
Tピン
ビーズに通すピンの1つ。ビーズの片方だけを何かに取り付けるときに使います。
■選び方のポイント
長さ太さがいろいろあります。
切る長さが増えて無駄が出てしまいますが、通せるものを選ばないように、多少長いものが良いと思います。また、太いと堅くて曲げにくいので、避けたほうが無難です。
先が平らではなく、丸い玉の形をしたダルマピンなどもあります。見た目の違いなので、用途と好みで選んでください。
9ピン
これもビーズに通すピン。これは一方の端が輪になっているので、両側にパーツをつけられるようになっています。ビーズを通した9ピンを、丸カンで繋ぐだけで、ブレスレットやネックレスの出来上がり。
■選び方のポイント
Tピンと同様に長めで、太くないものを選んだ方が良いと思います。
関連記事: ビーズアクセサリー Tピン・9ピンの使い方・コツとは?
ボンドと爪楊枝
テグスの結び目を補強する時に便利です。ボンドを爪楊枝の先につけて必要な箇所にのせるように塗ると、量が調整しやすくてオススメです。
小さなチューブに入っているもので300円くらいです。
はさみ
テグスを切るためです。
よくお裁縫箱にある糸切りばさみでも、文具の紙を切るはさみでも、使いやすいものなら大丈夫です。
筆者は100円ショップのセリアで買ったはさみを愛用中です。デコ弁用の海苔を切るはさみのようなのですが、これが切れ味が良くて軽くて、刃先が細くて細かいところも切りやすくて、非常に素晴らしい品なのでオススメです。
ヤットコ
小さいラジオペンチです。
- 先が平たいもの
- 丸いもの
- 曲がっているもの(L字ヤットコ)
以上のような種類があります。
ビーズアクセサリー作りには、扱いやすいものを選んで大丈夫ですが、丸カンを開く時に2つ持っているとやりやすいです。
もしいずれ「ワイヤーワーク」もやってみたいなら、2つのうち片方は、丸いものにしておくと良いと思います。筆者は3種とも持っていますが、全てホームセンターで200円台で買ったものです。本格的なものではないのでしょうが、問題なく何年も使えています。
ニッパー
ピンやワイヤーを切るのに使います。上のヤットコと同じような値段のものから、2000円台のものまでありますが、筆者の愛用品は……実家の父の工具箱にあったもの。貸して欲しいと頼んだら、使ってないから持って行けと言ってくれたので、遠慮なくもらっちゃったのです。
もし自分で買うなら、ニッパーに関してはそこそこのお値段のものを選んだと思います。細いワイヤーを切るためには、刃の合わせのしっかりしたものが必要なので。
トレイ
使うビーズを出しておくためのトレイです。
筆者は三角のものを使っています。つまんで取らずに、トレイ上のビーズの穴にピンやテグスで直接挿して取ることが出来て、作業効率が上がります。3枚で100円くらいです。
おわりに
いろいろ書いたので、なんだか手軽さが伝わらないのではと心配ですが、いかがでしたか?
編み物より早く完成し、縫い物よりも手軽(材料費が安いしミシンを出したりする手間も不要)なのが、ビーズアクセサリー作りの魅力。
手芸屋さんや、ビーズ専門店の他にも、最近は100円ショップの手芸コーナーにも材料が豊富に揃っています。好みのビーズや道具がないか、一度探してみてくださいね。
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