◆6月４日は虫歯の日！虫歯のメカニズムとは！？予防法も！

2014/05/14 2015/03/03

こんにちは、よしこです！

私は子どもの頃歯磨きが大嫌いで、
その結果歯科医院通いの日々でした。。。

奥歯も詰め物がいっぱい！

歯磨きなんてたかが数分のもの。
ちゃんとしとけばよかったなぁ～と悔やんでいるので、
自分の子どもたちには歯磨きを徹底させて、
５歳と７歳、
未だ虫歯ゼロです！！

６月４日は虫歯の日。

これをきっかけに、
歯のケアについて見直してみませんか？

ところで・・・虫歯、虫歯と言うけれど、
虫歯になるとき、
一体歯に何が起こっているのでしょうか？

虫歯ができるメカニズムとは？

虫歯のメカニズム・・・
虫歯のバイキンが槍を持って、
食べ物と一緒に歯も削り取ってしまうこと！？

これはうちの７歳児の虫歯の認識なのですが、
大人になるとそんな単純な話ではないことはわかりますよね。

私たちは食事をして生きていますが、
どうしてもその時口の中に食べかすが残ってしまいます。

その食べかすを原料にして、
口の中にいるミュータンス菌が粘っこい物質をつくります。

この物質が歯垢と呼ばれ、
歯垢の中で糖分が分解されて酸や毒素を作り、
その酸や毒素が歯を溶かします。
それが虫歯の始まりです。

虫歯を放置するとどうなってしまう？

そうしてできた虫歯。

虫歯には段階があるのですが、
症状が軽い順に挙げていきます。

１、C0
　　歯の表面からカルシウムなど無機成分が溶け出した状態を言います。
　　まだ歯が黒くなったり穴が開く前の状態で、
　　歯磨きやフッ素塗布によって治すことができます！

２、C1
　　歯の一番外側の部分をエナメル質と呼びますが、
　　そのエナメル質が溶けた状態をC1と呼びます。
　　歯の表面がマットになっていたり、
　　茶渋がついたような色になるのが特徴です。

３、C2
　　細菌がエナメル質の内側にある象牙質まで達する状態を指し、
　　穴が開き、歯が黒っぽくなってきます。
　　中には冷たいものや熱いものがしみるようになる人もいます。

４、C3
　　虫歯が神経に到達してしまうとC3になります。
　　痛みがひどく、たいへんなことになります！
　　その後神経が死んでしまうと痛みは収まります。

５、C4
　　C4になると、もう歯がほぼ残っていない状態です。
　　神経が死んで腐ってしまい、
　　膿や悪臭がひどくなります。
　　中には歯茎の中の骨が溶けたり、発熱する人もいます。

C1、C2の段階で歯科医にかかる人が多いと思いますが、
できるだけ早く気づくには、
いつも歯磨きをして、
歯の状態をチェックしておくことが必要になりますね。

ちなみに、痛みがなくなるまで放置していて、
最悪死に至るケースもあるから気を付けなければなりません。
虫歯をもたらす細菌は、
血液を通して体内に侵入し、
脳や心臓まで到達することができるから、
それにより死亡してしまうことがあるそうなのです。

また、「お金がもったいないから」と治療を怠っていると、
歯を全部抜いて総インプラントなんてことになり、
数百万かかってしまうことも。

歯は皮膚と違って再生することはありません。
もしかして！？と思ったら、
早めに病院に行くことをおすすめします！

今すぐできる！自宅でできる！虫歯予防のあれこれ

まずは歯磨きですね。
その中でも就寝前の歯磨きは特に念入りに行いましょう！
その際に歯ブラシを使うのが普通ですが、
実は歯ブラシでは４０％程度の磨き残しが生じてしまうというデータがあります。
そのため、
デンタルフロスを併用するのがおすすめです。
デンタルフロスを使えば、
磨き残しを２０％まで減らすことができます。

ちなみに歯磨き粉にフッ素が含まれている場合は、
口濯ぎを軽めに済ますとフッ素が口の中に残るので、
しっかり口濯ぎをするより虫歯予防の効果が期待できますよ！

それでも磨き残し０とはなりません。

そこで更に洗口液を使ったり
キシリトールを使用するといいでしょう。

ちなみに我が家の子供たちも、
歯磨き後のキシリトールタブレットは２歳からずっと続けています。