夏に咲くガーデニングにおすすめの花10種まとめ
こんにちは、よしこです。涼しくて心地よい春が終わり、梅雨が明ければ、いよいよ夏がやって来ます。
あなたのお庭は、今どんな状況になっていますか? 梅雨の雨で根腐れしてしまったり、暑さに負けてしまった春の花が、あるのではないでしょうか。そんな花を見つけたら、そろそろ庭も夏仕様に変えてあげなければなりませんね。
と、いうわけで。ここでは、「夏に咲くガーデニングにおすすめの花」を10種類紹介しています。暑さや日射しに比較的強く、育てやすい花を中心にまとめてみました。
夏の日差しに映える鮮やかな花ばかりなので、ぜひあなたのガーデニングに取り入れてみてくださいね。
ポーチュラカ
春から育てているよ~、という方もいるかもしれません。
カラフルな丸っこい花が、とてもかわいらしいポーチュラカ。春から育てている方は、切り戻しをして株の形を整えてあげていますか?
茎を半分程度切り落とす、切り戻しを月に1回くらい行っていれば、晩秋まで花を楽しむことができます。上手に育てていると、どんどん株が広がって、20~30㎝くらいに育つことも。
植え付けの際は、間隔を広めにしてあげてくださいね。もし、うまく育たずに隙間が気になるようでしたら、茎を5㎝くらい切り取って挿しておいてください。かなりの高確率で根付いてくれますよ!
ミニヒマワリ
ヒマワリと言えば、「広大な敷地に何千本と植えられているヒマワリ畑」を想像してしまいますが、家庭でも十分に楽しむことができます。
ガーデニングでヒマワリを育てたい場合は、背が高くなる品種より、背丈が30㎝程度で、いくつもの花をつける「ミニヒマワリ」がおすすめです。
苗も売っていますが、種から育ててみようと思う方は、ゴールデンウィーク頃には種まきをするようにしてくださいね。
ミニヒマワリは、品種も豊富。八重咲の物や、花色が赤いものやレモン色、オレンジ色のものなどがあります。ぜひ、お気に入りの品種を探してみてください。
コリウス
コリウスは、葉を楽しむ植物ですが、夏の終わりごろには紫色の花を咲かせます。
また、コリウスは育て方次第では大きな株になります。もし、大きくしてみたいな~と考えている方は、摘芯(茎の頂点を切り落とす)をこまめにしてください。
摘芯をすると、脇芽が出てくるので、また、その脇芽を摘芯し・・・と、繰り返していると、びっくりするくらい大きく育っていきます。お好みのサイズになるまで繰り返してみてくださいね。
葉色は、赤系、ピンク系、黄色系の物が主流です。しかし、最近ではおしゃれな黒系のコリウスも見かけるようになりました。お庭のアクセントに、ぜひ取り入れてみてください。
ベゴニア
白やピンク、赤、オレンジの厚みのある花が特徴のベゴニアは、とにかく育てやすいです。
寒さ暑さにも強く、日陰でも育ち、特に手入れしなくてもきれいな形に育ちます。そのため、夏場のガーデニングはキツイな~と思っている方には、かなりおすすめです。
そして、品種が豊富なのも魅力です。
先日、植物園の温室でいろいろなベゴニアを見てきたのですが、八重のサザンカのような、バラのような、ゴージャスなベゴニアがたくさんありました。八重咲のベゴニアの方が、よく見かける一重のベゴニアより、少し丈夫さが劣ってしまいます。しかし、それでも育てやすい方です。
八重のベゴニアは、ポット苗ではなく、鉢物として売られていることがほとんどです。園芸店やホームセンターに行った際には、苗売り場だけではなく、鉢物の売り場も、ぜひ見てみてくださいね。
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サルビア
夏の花として、ひまわりや朝顔に次いで有名なのは、この「サルビア」かもしれませんね。真っ赤な花が印象的なサルビアですが、白や薄ピンク、薄紫などのサルビアもよく見かけるようになりました。
また、少し形が異なる、ブルーサルビアもよく出回っています。
どちらも、育て方として気を付けるのは、「咲き終わった花を適宜摘み取ること」です。そうすると、脇芽も増え、大きなバランスの良い株に成長します。あとは、水をたっぷりあげるようにしてくださいね。
ガザニア
ガザニアは、春先から秋の終わりごろまで、半年以上花を楽しむことができます。花色が豊富にある(白や黄色、赤、紫、ピンク系など)のが魅力の一つです。
また、霜に当たらないような場所であれば、越冬が簡単にでき、また翌年も花を楽しむことができるもの嬉しいですよね。
ガザニアはとても育てやすいのですが、注意しなければならないことが一つあります。それは、水のやり過ぎに気を付けることです。
夏場などは、ついついたくさんお水をあげたくなってしまいますが、土の表面が乾いたのを確認してからあげるようにします。また、鉢で楽しむ場合は、あらかじめ水はけがよくなるような土の配合にしておくと、管理が簡単になりますよ!
マリーゴールド
黄色やオレンジ、赤系の花色のものが多いマリーゴールドですが、最近は白やクリーム色の品種も出回り始めました。
夏の花の代表格ではありますが、実は少し暑さが苦手です。茎や葉が茂って風通しが悪くなると、株が弱って、花が咲きにくくなってしまいます。
ちょっと茂りすぎているな~と感じたら、早めに茎を切り取ってあげてください。そうすると、少し秋めいてきた頃、また次々に花を咲かせてくれますよ。
トレニア
トレニアは、夏スミレとも言われていて、とても可憐で涼しげな花を咲かせてくれます。
花色は以下のようにとてもカラフルなので、どんな雰囲気のお庭にも合わせやすくオススメです。
- 白
- ピンク系
- 紫系
- 赤系
- 青系
- 黄色系
育てる際に、気を付けなければならないのは、水の管理です。
水をあげすぎると、蒸れて株が弱ってしまいますが、水切れを起こすと、花が咲かなくなってしまいます。水やりのタイミングは、土の表面乾いていてから、です。それさえ気を付けていれば、真夏でもどんどん元気に花を咲かせてくれますよ。
アメリカンブルー
以前、アメリカンブルーの育て方を園芸店の方に聞いた際、「実は常緑低木扱いなんですよ~」と聞いて、驚いたのを覚えています。
ただし、耐寒性があまりないので、日本では冬には葉が茶色くなってしまい、半休眠状態になります。それでも、霜に当てないように気をつけていると、春に新芽が出てきます。
その頃には、茎が木のように、硬く、茶色くなっているので、「低木」というジャンルであることを感じられますよ。
また、「低木」というだけあって、アメリカンブルーは、非常に強く、育てやすいです。
這うように、横にどんどん伸びていくので、バランスが悪いようであれば、時々切り詰めてあげてくださいね。そうすると、脇芽が伸びて、こんもりとした株になりますよ!
ペンタス
小さな星がたくさん集まったような、かわいい花が魅力のペンタス。花色は、赤やピンク、紫、白などがあります。葉っぱも青々としていて、株が大きくなってくると存在感が抜群です!
ペンタスは、春先から徐々に苗が出回ってきますが、熱帯生まれの花なので、梅雨明け頃から本格的に花を咲かせるようになってきます。
お手入れとしては、花が咲き終わったら「花の下から3、4枚目の葉の付け根で切り取る」という作業をしていくと、脇芽も伸びて、株の形がきれいに整います。
うまくいけば、屋外でも、初冬まで、花を楽しむことができますよ。
さいごに
夏に咲く、ガーデニングにおすすめの花10種まとめ、いかがでしたか?
夏は育てる私たちの方が、暑さに負けてしまいそうになります。しかし、屋外で動けない花の方が、かなり過酷だと思って、暑さに負けずしっかりお手入れをしてあげましょう。
また、夏は「水やり」がかなり花の生長にとって重要になります。その花に合う水やりの方法を確認して、好む環境が似ている花同士をまとめて植えるなど、工夫してみるのもいいかもしれませんね。
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