パニック障害だと仕事はできない？ 辞める・休む必要はある？

こんにちは、下屋敷です。

私は現在「パニック障害」という病気と闘っています。

今回の記事では、私の経験や知識をもとに、「パニック障害を発病した人は仕事ができるのか？」ということについて、お話していきたいと思います。

パニック障害だと仕事はできない？

「できる」
「できない」

というように、明確に断言できるようなことではありません。なぜなら、仕事ができるか否かは、パニック障害の進行度によるからです。

また、「自分がパニック障害である」と分かった直前でも、進行状況は深刻な場合もあります（必ずしも、早期発見できる病気ではないため）

そのため、「パニック障害だと仕事はできないのか？」という質問は、明確に断言することが難しい質問です。

たとえば、進行状況が「パニック障害の初期段階」であれば、無理をせずに休まれたほうがいいと思います。

「初期なら、仕事をしても大丈夫なのでは？」と思われる方もいると思います。しかし、初期の段階で無理をして、パニック障害の進行度を進めるような事があれば、取り返しがつかないことになりかねません。

そのため、このような事を避けるために、私は「初期段階なら無理をしないで休むこと」をおススメします。

逆に、パニック障害が長い人は、発作の対処なども身に付けてきていると思います。そのため、社会復帰をした方がいいと考えています。

仕事を続けていく上で、体調が悪いときにぶつかる時があると思います。これを「個性」として認知してもらえないのであれば、職を変えていくようになるかと思います。

誰しも精神病に詳しいわけでもないので難しいです。そして、体調が悪くても会社は動き続けます。しかし、それらは「仕方のないこと」だと割り切った方が、楽になれます。簡単な道ではありませんが、上手く割り切って前に進んでいくしかありません。

スポンサーリンク

仕事を辞める・休む必要はある？

仕事をやめる必要は必ずしもありませんが、前述のように「パニック障害の初期段階の人」は、仕事を休む必要はあると思います。

お金などの問題もあるとは思いますが、

今を生きる為に未来を捨てる意味はありません。

私はこの段階でミスをして、パニック障害の進行度を高めて、社会復帰が難しい状態にまでなりました。このような選択のミスが、これからの人生をガラッと変わるんです！！

今をどうにかしたいが為に、未来を捨てる意味は本当にありません。先を見据えて考えたら、今を多少犠牲にしてでも、未来が良くなった方がいいとは思いませんか？

このような病気になってしまったのなら、「どうして、なってしまったんだろう？」などと考えるのは無意味で、「これからどうしていくか」を考えたほうがいいです。なぜなら、確実に長い闘いになるからです。

人生は、最後に笑えたら勝ちだと、私は思っています。
今、苦しくても、未来も苦しいかなんてわからないですしね。

きっと私は、今の経験を生かして、最後には笑えていると思います。

こう思って生きる事によって、病状はよくもなります。暗い考えだけで生きていくのなんかつまらないですしね！！

さて、少し話しが脱線しましたが、以上のような理由から、パニック障害の初期段階の人は、早期に社会復帰を目指すために、しっかり休養する事がいいと思います。

お金なんか、どうにでもなります！ 最後に笑えたらいいんです！！

企業がパニック障害の人を雇う場合や、パニック障害を発症した人がいたら、どうすればいい？

• 「パニック障害の会社員を雇う」
• 「パニック障害を発病した社員・アルバイト・パートがいる」

このような場合は、その人の発作を「個性」として見てあげてください。厳しい状態で闘っている時に、心配をし過ぎたりすること等は、逆効果になります！

個性として見られない方が大半だとは思います。会社は常に動いているので、一人の都合なんて関係ないのもわかります。

でも、これだけは、わかってあげてください！

「パニック障害だけど働きたい！！」 という方は、心のどこかで

• 「解雇されても仕方ない」
• 「採用されなくても仕方ない」

などと、思っていると思います。

何社も断られて、それでも「働きたい」って人が、就職活動しているのです！

最後になりますが、これから、パニック障害と闘う人、これからも闘っていく人、私と一緒に闘い抜いて、最後に笑ってやりましょう！！

免責事項