プールの塩素が髪・目・肌などに及ぼす影響と対策は?
2017/08/24
こんにちは、ヒロです。
プールには、雑菌の繁殖防止に塩素が使われていることはよく知られていますが、その塩素の影響が気になって「実際どうなんだろう」と迷っている人や、「入らないほうがいい」と考える人も多いと思います。子どもの頃、プールに入った後に目が充血した経験をしたことも、気になる要因になっているのではないでしょうか。
今回は、そんな「プールの塩素」の影響について、お話していきます。安全性について、確認していきましょう。
プールの塩素が髪に及ぼす影響は? 茶髪になる?
髪はプールの中の塩素によって傷みやすい、細くなりやすいことはよく知られています。これは髪の表面にあるキューティクルがはがれてしまうことが原因です。プールに入ったあとに、髪がきしきしした感じになったり、ぱさぱさするのも塩素の影響です。
「髪が茶髪になってしまう」という意見もありますが、見た目で明らかな変化があって、それがプールに含まれる塩素の影響だけで茶髪になってしまうかは疑問です。
というのも、髪を傷める原因は塩素だけではないからです。
たとえば、
- 紫外線
- 塩分
- ドライヤーの熱風
- カラー
- パーマ
なども、紙を傷める要因です。
日常的にプールに長時間入っている人、それは水泳選手以外にはあまり考えられません。そして、水泳選手の髪はどうでしょう? カラーやパーマをしているかどうかは確認できませんが、自然な髪色をしているように見えます。
目に及ぼす影響とは?
プールから上がったときに目が充血しているのを見ると、明らかに塩素の影響で、「プールには危険な物質がたくさん入っている」とイメージされます。
確かに塩素は目に刺激を与えます。しかし、もう1つ原因があります。それは、ゴーグルなしで水中で目を開けていることです。目の表面にある膜には、潤いや保護の役割があります。水中で眼を開けているとその部分が流されてしまい、刺激に弱くなるのです。
学校では夏の授業だけですから、ゴーグルまで用意しないのでしょう。現在スイミングスクールでは、初級でも感染症予防にゴーグルを使います。また、まだ周知されていませんが、「プール上がりの洗眼」も眼の表面の膜の機能を失うことが分かり、目を洗うのは避けるように呼びかけられています。
皮膚・肌への影響は?
眼と同じく、水中の塩素は皮膚に刺激を与えます。ぴりぴりしたり、かゆみが出てくることもあります。
しかし、これらも塩素だけの原因ではありません。風呂上りと同じように、皮脂が落ちて乾燥しやすい状態になっているのも一因です。プールに入ったあとは刺激を受けてより乾燥しやすくなると考えられます。
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これらの対策方法はある?
プールは多くの人が利用し、頻繁に入れ替えることができません。健康な人でも、体にくっついていた雑菌を持ち込んでしまうことまで避けられません。
そして、雑菌をできるだけ繁殖しないために、塩素は欠かせません。入れ過ぎは問題ですが、できるだけ清潔を保つために有効な方法です。塩素は体に刺激を与えますが、対策を知っていれば安心して利用できると思います。
髪への対策
キャップの素材はメッシュタイプとシリコンゴムタイプがあります。
塩素から髪を守るには、シリコンゴムタイプがおすすめです。メッシュタイプよりかぶりにくさを感じますが、かぶる前に髪を濡らしたり、中に水を入れてからかぶるとスムーズです。
髪が長い人も、全てキャップの中に入れます。上までしっかり入れないとプカプカ浮かんでしまいます。きちんとかぶれば、髪がプールの水に浸かるのを防ぐ効果があります。また、上がったあとはすぐにシャワーで丁寧に流します。 つけたままにしないことがポイントです。
皮膚への対策
皮膚も同じように、洗い流します。タオルでこすると刺激で余計に肌が傷つくので、手を使って流します。せっけんを使う場合も、手のひらで泡立ててなでるように洗います。乾燥が気になる人は、保湿クリームを塗っておきます。
眼への対策
1番はゴーグルをつけることです。昔から洗眼するのが普通でしたが、今は水で洗うことは本来の役割を損なってしまい、好ましくありません。人工涙液(薬局で買えます)を多めに入れて、あふれた分をティッシュで押さえるだけです。
まとめ
プールの塩素は、体に害を与えるほどの濃度ではありません。
上がったらそのままにせず、
髪も体も洗い流せば、塩素からの刺激を減らせます。
わたしがプールに入るときは、コンタクトレンズをつけたままでゴーグルをつけています。最初は落ちてしまうかもしれないと心配していましたが、今まで落ちたことはありません。
また、わたしは子どもの頃アトピー性皮膚炎がありました。スイミングスクールに通っていましたが、悪化することもなく、始めてから数年で治っていきました。必ず髪を洗うこと、石鹸は手で肌を洗うことを続けています。カラーやパーマはしていません(好みでしないだけです)。茶髪にもなっていません。対策法は色々あるので、実践すれば体への影響もなさそうですね。
わたしの体験だけでは、塩素は体に影響がないとは言えませんが、濃度は低く、洗い流せばあまり問題はないと思っています。
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